

にほんしゅ ちょこっと講座
第11回「日本酒の火入れ②」 ~生酒と火入れ酒の違い~ 日本酒 ちょこっと講座 おちょこガール 前回のちょこっと講座では、「日本酒の火入れ」について学びました。 にほんしゅ ちょこっと講座 第11回は「火入れ回数による味わいの違い」について学びましょう! 日本酒 ちょこっと講座 おちょこガール 火入れは貯蔵前と出荷前の2回にわたって行われますが、全てのお酒が2回火入れをしているとは限らないのです! 火入れを行うタイミングと回数の違いによって「生酒」・「生貯蔵酒」・「生詰め酒」・「火入れ酒」の4種類に分けられます。 一度も火入れをしないお酒は「生酒」、出荷前にのみ火入れをするお酒は「生貯蔵酒」、貯蔵前にのみ火入れをするお酒は「生詰め酒」、貯蔵前と出荷前の2回火入れをするお酒は「火入れ酒」となるのです。 日本酒 ちょこっと講座 おちょこガール 一度も火入れを行わない「生酒」は、みずみずしくフレッシュ! フルーティな味わいを楽しめるのが特徴です。 出荷前にのみ火入れをする「生貯蔵酒」は、生のまま貯蔵するため生酒と同じくフレッシュで、すっきりとした味わい


そういえば知らなかった。「ひやおろし」と「秋上がり」を学ぶ。
秋によく耳にする「ひやおろし」「秋上がり」という言葉。 個人的には言葉の雰囲気からして、「秋に飲むと美味しい日本酒」というイメージはありましたが、どんなお酒なのかはいまいちよく分からず・・・。 この機会に勉強してみることにしました。 ●まずは通常の日本酒造りの流れ● 1.冬〜春にかけて日本酒を仕込み、搾る。 2. 出来立ての日本酒は傷みやすいので、火入れ(加熱殺菌)してから、タンクに貯蔵する。 通常は「搾ったあと」と「出荷前」の2回火入れする。 3.蔵の中でタンクに貯蔵し、2週間〜1年程度(期間はお酒の種類により異なる)熟成させる。 ●ひやおろし● ・春に搾った日本酒を一度火入れして貯蔵し、出荷前の二度目の火入れをせずに秋に出荷するお酒が「ひやおろし」。 ・「ひや=常温(または加熱せず)」「おろし=蔵から卸す(出荷する)」という意味がある。 ・春に搾り、夏を越え、秋まで貯蔵しておくことで、落ち着いた香りと、角がとれたまろやかな風味のお酒になるのが特徴。 ・ひやおろしには3種類あり、出荷時期によって分けられる。 ① 9月に出荷される




































