【第1回】キラキラおちょこガール
- 2017年11月20日
- 読了時間: 6分
今回からはじまりました、「キラキラおちょこガール」
日本酒に携わる女性がきらきらと輝いている姿をお届けする企画。
毎月更新予定なので、ぜひご確認を!!
1人目のキラキラおちょこガールは、創業1848年、常滑市にある「白老」の銘柄で有名な澤田酒造の代表取締役社長、澤田薫さん。プライベートなことから仕事のことまで、彼女のキラキラを徹底取材!

―まず初めに、薫社長のおちょこガール歴を教えてください。
薫社長:2007年に澤田酒造に入社して今年で11年目になります。でも、イベントなどの手伝いもしていたので…お酒を呑めるようになってからだと16年くらいですね!
―では、続いて学生~入社までの経歴を教えてください。
薫社長:南山大学を出て、地元のイシハラフードさんで3年半働かさせていただき、その後澤田酒造に入社しました。
―学生時代から澤田酒造を継ぐという意識はありましたか?
薫社長:私は一人娘で代わりになる者は誰もいないので、ゆくゆくはどこかの時点で、と思っていました。でも当時は明確には思っていなかったかな。
―大学では何を勉強されていたんですか。
薫社長:外国語学部英米学科で「アメリカの歴史」のゼミを専攻していて、、、まったく(日本酒と)関係ない勉強でしたね。今は全然英語が喋れないです(笑)。
―その時の経験で今に活きていることはありますか。
薫社長:…人脈とか(笑)。あ、でも英語の授業で私が「いつか蔵にくる外国の方に英語で案内をしたい」と書いていたと当時の先生がおっしゃっていました。今でも先生方とは交流があって、蔵に来てくださいます。
―では、続きまして。最近の趣味やハマっていることはありますか。
薫社長:趣味とかが全然なくて…今は子供と一緒になにかをすることが楽しいですね。
最近次男が私の口癖を真似したのか「~っていったじゃん!」って連発してきて、すごいやんちゃです(笑)。趣味はこれから探していきたいですね。子どもから手が離れたら、またダンスとかヨガとかやりたいと思ってます。実はダンスは大学時代ずっとやっていて、ダンスサークルを立ち上げたんですよ。
―薫社長の代で立ち上げたんですか?
薫社長:そうなんです。ストリートダンスのサークルで、私はリーダーを務めていました。今もまだサークルは続いていて、学祭でダンスのイベントもやっているんですよ!
―アクティブですね!
―では、ちょっとプライベートな質問を。旦那さん(副社長)とはどのように出会ったのですか。
薫社長:もともと彼は姫路出身なんですが、「造る」ことに携わりたいという思いがあり、15年勤めていたスーパーをやめて6年前に高浜にある「おとうふ工房いしかわ」さんに転職したんです。そこの社長が定期的に呑み会を開いていたんですが、ある時「蔵の娘を応援しよう!」というテーマの呑み会に呼んでいただいて、それが出会いでしたね。今でも覚えています、11月23日。私も彼もスーパーに勤めていた経験があったから、共通の話題がいろいろあって。話が盛り上がって意気投合して、そこから2か月後には結婚の話とかもしていて(笑)11月に出会って翌年9月に結婚しています。
―スピード婚ですね!
薫社長:フィーリングが、ビビビッと(笑)。「おとうふ工房いしかわ」の社長のおかげですね。
―羨ましいです(笑)
―そして今“お母さん”という立場になって、日本酒の呑み方は変わりましたか。
薫社長:実はまだ本格的に日本酒を呑んでいなくて。私は自然卒乳をしたいと思っていて、今はまだ次男の母乳育児の途中なんです。出産も自然分娩だったんですが…もともと私は子どもが苦手で、小さな子どもを見ても全然可愛いと感じなくて。どうしたら自分が母親になっていけるのかを考えて、自然分娩や母乳育児の過程で母性を育んでいけたらと思ったんです。実際やってみてよかったと感じています。
―同じように小さなお子さんがいるお母さんが世の中にはたくさんいますが、そういった方々に対して日本酒がこうあってほしいという思いはありますか。
薫社長:女性は「お母さん」になる過程で必ずアルコールが途切れる時期がありますよね。でも、その後もういいやとならずに、またお酒を楽しんでほしいです。私は妊娠中に「ノンアルコール白老梅」という梅シロップを製品化したんですが、お酒の代わりに呑んでもらって、また呑めるようになったら少しずつお酒を楽しんでもらいたいと思っています。まさに今の私ですが(笑)
―子供の前でお酒を呑むことを躊躇するお母さんもいると時々聞きますが、どう思われますか。
薫社長:楽しく呑むこと、楽しい食卓をつくることは親の役割だと思っていて。昔みたいにお父さんがひとりで晩酌とか(笑)そういう価値観ではなく、家族みんなで食卓を囲んで『お酒があるとそこに笑顔が生まれるんだ』というのを子どもに見せられるといいですよね。
―もう少しお子さんが大きくなったら、澤田家でも食卓を囲んで…
薫社長:そうですね(笑)。そうありたいです。
―素敵ですね、私もそんな家庭を築いていきたいです。
―では、お仕事のことを伺います。以前、澤田酒造さんのイベント『秋の蔵まつり~醸造半島知多の、さしすせそ~』にお邪魔したことがあったのですが、とても斬新な企画だなと感じました。イベントを考えるときに何か大切にされていることはありますか。

薫社長:父母から、知多半島の醸造業の中で日本酒は発展してきて、その歴史や風土に根差してきたから今の澤田酒造があるのだと言われ続けてきました。それを大事にしていくことこそが澤田酒造ができる“オリジナルなこと”なんじゃないかなと思っています。来年で30年目を迎える「酒蔵開放」も、日本酒のイベントが盛んではない頃から現在まで続いています。そういった小さな積み重ねや大事にしてきたご縁が集結して、今の企画・イベントに繋がっているのだと思います。
―歴史を大切にしてきた澤田酒造さんならではの企画だったんですね。
―では、最後に。薫社長にとって日本酒とは何ですか。
薫社長:深いテーマですね(笑)。そうですね…私にとって蔵をやっていくことは人生のテーマなので、“運命”というか“宿命”というか。日本酒は私の人生そのものであると感じています。そしてこの先もそうあれるよう、努力していきたいです。
―造り手として、そしてお母さんとしての薫社長の思いや情熱を知ることができてよかったです。また、苦手なことに対して自分なりの方法で真摯に向き合う薫社長はとてもかっこいいなと感じました。本日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。








































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