にほんしゅ ちょこっと講座
- 1月29日
- 読了時間: 3分
第12回「にごり酒」~白くにごったお酒の魅力~

皆さんはにごり酒を飲んだことはありますか?一般的なお酒と比べてどのような違いがあるのでしょうか。
にほんしゅ ちょこっと講座 第12回は「にごり酒」について学びましょう!

「にごり酒」は、その名の通り白くにごったお酒のこと。
一般的に「日本酒」というと透明のお酒を想像しますが、にごり酒は白くにごっているのが特徴です。
なぜ白くにごっているかというと、日本酒の製造工程が深く関わっているのです。
日本酒はお米が溶けて白くにごった「もろみ」を搾ることで、普段目にしている透明なお酒になります。
通常のお酒は目の細かい袋で搾るのですが、にごり酒はあえて目の粗い布で濾すことで「澱」を残しているのです。
「澱」は溶け残った細かい米や米麹、酵母などの固形物で、にごり酒ならではの芳醇な香りや味わい、舌触りを楽しめます。

もうひとつ、白くにごったお酒に「どぶろく」があります。
同じに思ってしまいそうですが、「にごり酒」と「どぶろく」は全く別のお酒なんですよ。
「にごり酒」と「どぶろく」の大きな違いは、もろみを濾す作業を行っているかどうかで区別されます。
どぶろくは濾す作業を一度も行っていないので、いわゆる「もろみ」そのままの状態なんです!
そのため、どぶろくはにごりが強く米粒感のあるとろりとした口当たりで、よりお米の濃厚な味わいが感じられるのが特徴です。
ちなみに、清酒の定義上、もろみを濾していないどぶろくは法律上「清酒」には含まれず、「その他の醸造酒」に分類されます。

にごり酒の楽しみ方には「澱を混ぜて飲む」方法と、「上澄みと澱を別々に飲む」方法の2種類があります。
混ぜて飲む場合は澱が全体に混ざるので、とろっとしたクリーミーな味わいを楽しめます。
別々に飲む方法では、にごり酒を注いでしばらく置いておき、澱を沈殿させます。
まずは上澄みのすっきりとした味わいを楽しみ、飲み進めていくと澱の混ざった濃厚な味わいに変化します。澱で変化する味わいの違いをぜひ体験してみてください。
同じにごり酒でも「ささにごり」や「うすにごり」といった、澱が少ないタイプもあるので、初めてにごり酒を飲む人は、こちらの名前の付いたにごり酒を選んでみると良いかもしれません。
一般的な日本酒とはまた違った味わいを楽しめるにごり酒。
まだ飲んだことがない人も、ぜひこの機会に飲んでみてくださいね♪







































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