日本の「伝統的酒造り」ユネスコの無形文化遺産に登録されるかも?!
気づけばもう12月、今年も終わりに近づいてきましたね。
先月、とっても嬉しいニュースがありました!
それは、日本の “伝統的酒造り” がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しというものです。
文化庁によると、令和4年3月に日本が提案していた伝統的酒造りがユネスコの評価機関によって、無形文化遺産に登録することがふさわしいと勧告を出したとのこと。
正式には、12月2~7日にパラグアイの首都、アスンシオンで開かれるユネスコ政府間委員会で審議されて結果が決まるそうです。
ちなみに、日本は、この技術を守り伝え続けていくために、令和3年12月に文化財保護法に基づく登録無形文化財にも登録しています。
そもそも、 “伝統的酒造り” ってなんなのでしょうか??
それは、原料のデンプンを糖に変えながら、その糖を酵母がアルコールに変える「並行複発酵」という発酵技術を使って、米や麦などを蒸す、こうじを作る、もろみを発酵させるなどの工程でお酒を造る技術のこと。
日本の恵まれた気候風土によって発展してきた、日本酒・焼酎・泡盛・本みりんなどの國酒を造る伝統技術ですね。
日本が誇る大切な文化です。
けど、近年はこの技術の担い手が生活様式の変化や高齢化などの原因によって減少しているみたい…。
もし、ユネスコの無形文化遺産に登録されれば、日本にも世界にもこの伝統で造られるお酒がもっと知れ渡って、次の世代への継承にも繋がるかもしれないですね。
登録されるといいなぁ~。
この伝統技術を守っていくために、私たちもさらなる関心をもって日本のお酒を愛していきましょう♪♪
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