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にほんしゅ ちょこっと講座

第3回「瓶の色」~日本酒を守る秘密~

 



日本酒の瓶といえば茶色や緑色のイメージがありますよね。

その他にも様々な色の瓶がありますが、どんな色でもあるというわけではないようです。瓶の色にはどんな秘密があるのでしょうか。


にほんしゅ ちょこっと講座 第3回は日本酒の瓶の色について学びましょう!



瓶の色が特定の色に限られているのにはガラスの着色方法が関係しています。

色の元になっているのは金属の酸化物で、それをガラスの原料に加えて溶かすことで色を付けているのです。この方法では黒、茶、緑、青などの限られた色しか作ることができません。





その中でも茶色や緑色の瓶が多く使われているのには理由があります。

日本酒は太陽光や蛍光灯などの紫外線に当たると味や色が悪くなってしまいます。ですが茶色や緑色の瓶は紫外線をほとんど遮断して中の日本酒を守ってくれる効果があるのです!

味わいに合わせて青色や無色透明の瓶に入った日本酒もありますが、これらの色は茶色や緑色に比べて紫外線の影響を受けやすいので、すぐに飲み切ることが想定されている生酒などが入れられていることが多いです。




瓶は日本酒を守る役割がありますが、瓶に入っていれば絶対に安全!というわけでもないのです。購入した日本酒の味が落ちてしまった…なんてことにならないように新聞紙で瓶を包んだり、冷暗所や冷蔵庫に保管する、開栓後は早めに飲み切るなどの保存方法をしっかり守ることも日本酒をおいしく楽しむ上で大切なことですよ!


瓶の色は日本酒の味わいを表現するのはもちろん、保存の面でもきちんとした理由があるのです!

ぜひ日本酒がどんな色の瓶に入っているか注目してみてください♪

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