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【第5回】キラキラおちょこガール

5回目となりました「キラキラおちょこガール」。

日本酒に携わる女性がきらきらと輝いている姿をお届けする企画。

毎月更新予定なので、ぜひご確認を!!

 

5人目のキラキラおちょこガールは、名古屋三越栄店お酒売り場「La Cave[ラ・カーヴ]」で働く加藤千晶さん。プライベートなことから仕事のことまで、彼女のキラキラを徹底取材!

 

加藤さん:入社してすぐお酒売り場に来ました。それからずっとお酒売り場なので、日本酒に携わるのは今年で7年目です。

―では続いて、入社するきっかけは何でしたか?

加藤さん:在学中に就職活動をしていたのですが、特にこういう風になりたいな~っていう職業は無くて…。ただ、人と話すのがもともと好きだったので接客業をやってみたいなと思っていました。で、百貨店に憧れがあったので、三越に入社しました。

―もともとお酒売り場に立ちたかったですか?

加藤さん:いやははは…えっとそうではなくてですね、食品ではない所に希望を出していたんです。でも、食品に配属…しかもお酒売り場配属になってしまって。

―そうだったんですか!ちなみに当時はお酒に興味はありましたか?

加藤さん:興味はなかったですね…全然お酒を呑めなかったので。お酒には、こんなにも種類があるのか!!って最初驚いてしまうくらい(笑)全くと言っていいほど知識はなかったです。

―それは…最初は、なかなか大変だったのではないですか?

加藤さん:そうなんですよ!入社してから特に研修もなく売り場に出されてしまったのでとても大変でした。もう、本やインターネットで調べたり先輩に聞いたり、あとは実際に自分で日本酒を呑んでみたりして少しずつ覚えていきました。

―実戦で知識を積まれたのですね。

―次に、プライベートについて伺います。最近ハマっていることや趣味はありますか?

加藤さん:趣味っていうわけじゃないのですが、料理をすることが好きです。美味しいかどうかは別として…笑

―得意料理は何ですか?

加藤さん:餃子焼くのがめっちゃ得意です。お店で出てくるような羽根つき餃子みたいな!

―すごい!本格的ですね!

加藤さん:餃子作った時だけ中華料理屋さんとか餃子専門店を開こうかな?って思っちゃうくらい(笑)見た目はかなりお店感出ています。

―食べてみたいです!

―では、休日は何をして過ごしていますか?

加藤さん:買い物に出かけるか、お家で料理をするか…そのどっちかが多いですね。

あと、まとまった休暇がとれる時は旅行へ行くこともあります。その時は、旅先で出会った日本酒を呑んでみたりします。

―そうなんですね!

―旅先や仕事場で呑んだお酒の中でお勧めのものはありますか?

加藤さん:特に「コレ!!」っていうのがある訳ではないんですが…毎週いろいろな酒蔵さんの試飲販売会を開催しているので、色んな種類のお酒を試飲させてもらっています。そこでこんなお酒もあるんだ!と酒蔵さんによっての特徴とか違いを発見できるのは面白いなって思います。

―「コレ!!」っていうのをしいて言うのであれば…ないですかね?

加藤さん:んーっ。最近は、齋彌酒造店さんの雪の茅舎が美味しいな~と思いました!

―「入社当時は全然お酒が呑めなかった」とおっしゃっていましたが、現在もお酒はあまり呑まれないんですか?

加藤さん:そうですね、ほとんど呑まないです。職場では日本酒がメインの担当なので、呑む機会があれば呑んでみようかな…とは思っていますが、普段はあまり呑まないです。というか、お酒が弱いんですよね!(笑)

まぁでも、呑めなくても“売る”ことが仕事なので、そこは割り切ってやってます!

―じゃあ、失敗談も特になく…

加藤さん:そうなんです、失敗談になる前に限界が来ちゃうんですよー。前にシャンパングラス一杯で頭痛くなっちゃって…それくらいお酒に弱いんですよね。

なので、私の分まで呑んでください(笑)

―はい!ぜひ、呑ませていただきます(笑

―加藤さんのように、お酒があまり呑めない女性も多いと思いますが、そういった方へのアプローチはなにか気を付けていたりしますか?

加藤さん:私も入社するまではそうだったんですけど、若い女性って日本酒を呑もうってなりにくいと思うんですよ。私たちみたいなお酒に関わる仕事をしていない人ってなかなか日本酒を呑む機会が無いと思いますし…。売り場で年に2・3回バーみたいなのを開催するんですけど、メニューには絶対ノンアルコールのアイテムを入れてます。ノンアルコールでもいいのでとりあえず来てもらうっていうのが大事かなって。そこから日本酒に興味を持ってもらいたいし、これからもそういう機会を作れたらいいな~って思ってます!

―店頭販売では色んなお客様がいらっしゃると思いますが、接客する時に心掛けていることはありますか?

加藤さん:そうですねぇ・・・。ここの売り場では、自分が呑むために買いに来るお客様と、自分では呑まないけどプレゼント用にお酒を買いに来るお客様がだいたい半分くらいいらっしゃいます。

お酒を呑まれる方は自分が好きなものとか、試飲して気に入ったものを買っていかれますが、お酒を呑まれない方には特に接客が大切だと思っています。

呑まれない方や知識のない方に対してお酒のことをいかにわかりやすく説明して、納得して買ってもらえるかを意識して接客しています。

まぁ、私ももともとお酒に関する知識が無かったので(笑)

―では、最後に。加藤さんにとって日本酒とは何ですか?

加藤さん:「日本酒とは」ですか?うーん…何でしょうね…。最初は日本酒って“おじさんの呑み物”っていうイメージだったんですけど、自分が日本酒を売る立場になってそうじゃないなって思うようになりました。

今となっては、「つながり」…っていうんですかね。お客様に日本酒を売るっていう「つながり」があり、蔵元さんとも日本酒を通して「つながり」があるので、私にとって日本酒とは”人とつながるアイテム”っていう感じですね。

―百貨店に働き出してから、日本酒の知識をつけた加藤さんだからこそ、どんなお客様でも親身になり丁寧な接客をされていて、素敵だなと感じました。これからも「つながり」を大切にしていろんな方を日本酒につなげていってほしいと思います。本日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

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