【第15回】ちょこっとTHE談会
第15回目となりました、ちょこっとTHE談会。
この座談会では、ちょこっと気になることや面白いことをテーマに、おちょこガール推進委員会がゆる~くおしゃべりをしながら解決していきます。
3人のメンバーがテーマについてゆる~いトークを繰り広げました!
みのり:ランチは大盛当たり前の食いしん坊ガール。
いおり:お絵描き大好きな超絶妄想ガール。
さや: スイーツは別腹!甘党ガール
司会:お集まりいただきありがとうございます。第15回ちょこっとTHE談会を始めます!
3人:パチパチパチ(拍手)
司会:この座談会では、日本酒について気になるあれこれをみなさんにゆる~く解決していただきます。それでは、さっそくテーマを発表します。卓上のボードをめくってください。
3人:せーのっ(ペラッ)
司会:では、お題を読み上げてください。
3人:「お題の日本酒で物語をつくってください」
司会:ありがとうございます。ということで、季節はもう秋。秋といえば芸術の秋や食欲の秋などがありますが、第15回目の座談会ではお題の日本酒で物語をつくってもらいます!
今回用意したお題の日本酒はこちら。
(左から)
・白鶴酒造 「Hakutsuru Blanc」(兵庫県)
・醉心山根本店 「純米吟醸 醉心稲穂」(広島県)
・佐々木酒造 「古都特別純米 福実鳥」(京都府)
です!
では、今から60分間のトークタイムをとります。みなさんで協力して素敵な物語をつくってくださいね。それではスタート!!
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■白鶴酒造 「Hakutsuru Blanc」
みのり:これはキンキンに冷やして飲む方が美味しいやつだ
いおり:確かに冷えてる方が美味しそう
さや:甘いタイプのお酒ですね
いおり:甘いというか、甘酸っぱい感じ?
さや:そう、重たくない感じでさらっとしてる これはついつい呑み進めちゃうやつだ
みのり:香りもいいね お米のやわらかい甘さのかんじがする
いおり:フルーツ系の甘さや香りっていうよりは、みりんみたいなお米のふわっとしたかんじ
さや:これはもう、ラブストーリー一択じゃないですか?
2人:わかるー!
みのり:この甘酸っぱい感じはまさにラブストーリーだよね
いおり:キュンキュンするタイプで、なんならもうかなりピュアなやつ
さや:この優しい甘さがピュア感を演出してる
いおり:じゃあ、ラブストーリーに決まり!運命的な出会いをして、結ばれて、みたいな王道の物語がいいですよね
みのり:そうそう!途中でちょっとした困難があればなおよしってかんじで、ハッピーエンドかな
さや:運命的な出会い…じゃあ、本屋とか図書館で本選んでたら手が触れあって…
いおり:「あっ!」みたいな感じで2人が出会うのね
さや:で、どこかでたまたま再会してそこから恋が進んでいく…みたいな?
みのり:味わい的に若めの年齢層かなーって思ったんだけど、年齢は大学生くらいかな
さや:それくらいがいいですね だとしたら、同じ大学に通っててそこで再会ですか?
いおり:いや、もっと運命の出会い感がほしいから、街中のカフェとかの方がいい!
みのり:運命感のある出会い(笑)じゃあ、男子の方が働いてるカフェに女子が来店して来るでどうよ
さや:いいですねぇ で、お互いの存在に気付いて男子が「あの時の子だよね?」みたいに話しかける
いおり:大丈夫?なんかチャラくない??
さや:話し方はともあれですけど、とりあえず、そこでお互いを認識するって流れですね
みのり:バリスタ男子っていいよね コーヒー淹れる時の二の腕最高
いおり:見るポイントそこですか?うーん、わかる…かな…??
みのり:でね!そのカフェが男子のおじいちゃんがやってるカフェで、そのおじいちゃんが「2人は付き合っとるんか?」みたいに茶化すんですよ
さや:本当は嬉しかったんだけど、恥ずかしがって拒否してるのをみて女子はショック受けちゃって…
いおり:照れてる男子かわいいけど、そこは素直になりなって!!
みのり:しばらくお店に行かなくなっちゃうのよ でも、気になる気持ちがあるから、お店の前をうろうろしてて
さや:で、それを男子が見つけて追いかけて無事告白…みたいなかんじですかねー
いおり:告白の仕方も、出会うきっかけになった物語と同じ方法とかどうですか?
みのり:わー!王道ラブストーリーっぽい!!伏線回収してくるじゃん!!
3人:こんなかんじでどうでしょうか!!??
■醉心山根本店 「純米吟醸 醉心稲穂」
いおり:なんかこう、落ち着く…
みのり:ほっとするというか、落ち着いて飲めるかんじ
さや:すっと入ってくるよね 飲みやすい
いおり:ふわっとしたやわらかさはあるんだけど、すっきりとした味わいだね
みのり:ご飯を食べながら呑みたいお酒だ
さや:それこそ、どんな料理とでも合わせられそう
いおり:日常に寄り添ってるかんじがする
さや:物語にするならば、○○家の日常みたいなかんじじゃないですか
いおり:え、まさかのそのまま(笑)
みのり:でもわかるわー ほんと何気ない日常を描く物語がいいと思う!
さや:何気ない中にもちょっとした事件が起きてとかどうです?
みのり:お、いいね でも最後はまたいつもの生活に戻っていくのよ
いおり:ちょっとした事件が起こるのもいいですね すっきりとした味わいだけど、インパクトもあるこのお酒に合ってるかも
みのり:じゃあ、とある一家の日常だから、家族構成はどういうのがいいかな?
さや:うーん…子供は3人くらいかなー しかも全員男の子っぽい
いおり:わかるー!長男はちょっと反抗期なかんじで、末っ子は保育園くらいなのもイメージできる
みのり:じゃあ、真ん中は小学3・4年生くらいかなー
いおり:ちょっとした事件かー 夫婦2人とも忙しくてすれ違いが起きちゃって、母が家出するとかどう?
さや:いいですね ホームドラマでありそう!実家帰りそう!
みのり:父が仕事で忙しくてあまり子育てに参加してくれなくて、子供たちもいろいろわがまま放題だから母大爆発みたいなね
いおり:そうそう で、母の代わりに父が家事とか子供の世話をするんだけど、それで母の大変さを知って反省するのよ
さや:で、子供たちも同じくで反省して、4人一緒に母にごめんなさいしに会いに行ってみんなでおうちに帰るんですね
みのり:最後は、5人で食卓を囲んで「美味しいねー」なんて言いながら、これからも日常は続いていくのであったみたいなかんじでおしまい
いおり:わいわいがやがやしながらご飯食べてる絵が浮かぶ
みのり:そして、映画だったらそのままゆっくりフェードアウトかブラックアウトして終わりそう
さや:かなり想像できる!(笑)
いおり:それじゃあ、醉心はこれで決まり!
■佐々木酒造 「古都特別純米 福実鳥」
みのり:おぉ!ガツンっときますね!
さや:最初のインパクトがでかい
いおり:ほんと効果音つけるならガツン!!ってかんじ!おぉ…すごい…
さや:でも、インパクトでかいけどキレもいいですね!スッと切れて、後味スッキリしてる
みのり:切れ味抜群! さすらいの武士みたい
さや:ガツン!からのスッ…ってかんじですね
みのり:京都の蔵なのも加味して、時代劇とかどう?
いおり:時代劇いいね!武士っぽさも描ける!!
みのり:イメージとしては「水戸黄門」とか「暴れん坊将軍」みたいなかんじなんだけどどう?
さや:勧善懲悪ですね 私もそういうイメージです! 時代は江戸くらいで、悪を許さないさすらいの武士
みのり:一匹狼で頭がよくて刀の腕がたつ武士かな?後味のキレの良さを刀のキレと頭のキレで表現するわけよ
さや:二つの意味がかかってるんですね!いいアイデア!!
いおり:「水戸黄門」みたいに、旅をして様々な村とか街を巡るんだけど、たまたまたどり着いた村には悪代官がいてだね
さや:ありそうー いろんな悪いことしてそうだもん 裏金とか人身売買とかしてそう
みのり:めっちゃ悪いやつじゃん(笑)文字通り悪代官(笑)
いおり:頭がキレるから、なんかこの代官悪いことしてそうだなーとは薄々感づいてるんだけど、ある日さや:世話になってる宿の娘が連れ去られちゃうのどうですか?
みのり:あー、税金が払えないから、それじゃあ代わりにこの娘をもらってくぜ!みたいなね
さや:泣いてすがる宿屋の旦那が目に浮かぶ…
いおり:それで、疑惑が確信に変わった主人公が1人屋敷に乗り込んでいくのよ
さや:それをスパっ、スパっと敵を倒していくんですね
みのり:蝶のように舞い、蜂のように刺すってわけじゃないけど、1人で何10人もの敵を切り倒していって、最後悪代官も倒して娘を救い出す
いおり:村人は大喜びよね こんだけ悪事を働いてた代官がいなくなったんだもん
さや:で、村のみんなから感謝をされるんだけど、彼がいたところを訪ねるともう彼は次の村へと消えていったのでした…
みのり:一匹狼だもん 後味みたいにスッと消えていなくなるのね
さや:確かに盛大に感謝されてる絵は浮かばないですね
いおり:最後は黒背景に白文字で 完 って書かれた絵で終わってほしい
みのり:渋い…!かなり渋いけど、大賛成!!
司会:時間になりましたので、トークタイム終了です!みなさん、ありがとうございました!!
それでは、できあがった物語の発表をお願いします!!
■「Hakutsuru Blanc」 甘酸っぱい青春ラブストーリー
あらすじ
本を手に取ろうとして手が触れあった彼が気になる大学生の彼女。ある日近所のカフェを訪ねるとそこにはあの彼が!何度かお店に通ううちに次第に仲を深める2人。でも、素直になれない彼のせいでちょっとしたすれ違いから彼女は彼のもとを離れてしまいます。果たして、彼は自分に素直になって想いを伝えることができるのでしょうか…?
■「純米吟醸 醉心稲穂」 とある家庭の日常系ストーリー
あらすじ
これはどこにでもありそうな家族の物語。仕事で忙しい父と少し反抗期気味の長男など3人の子育てに追われる母。互いに忙しくすれ違う日々…そして、母は家を出ていってしまいます。子育ての大変さを改めて実感する父、そして母の偉大さに気付く子供たち。4人は反省をし、母と家族5人で食卓を囲む日常はこれからも続いていくようです。
■「古都特別純米 福実鳥」 寡黙な一匹狼が悪を成敗する時代劇
あらすじ
時は江戸。主人公は流浪の旅を続ける一匹狼な武士。訪れた村では悪代官が様々な不正など悪事の限りを尽くしていた。ある日、世話になった宿屋の娘が悪代官の一味に攫われる。それを見た彼は1人、悪代官の元に乗り込み、見事な剣捌きで悪を成敗!翌日、村人たちは感謝を伝えに行こうとするも彼は既に次の村へと旅立っていたのでした。
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